概要#
遠藤 章造(えんどう しょうぞう、1971年7月13日 - )は、日本のお笑いタレント、俳優、歌手である。吉本興業所属のお笑いコンビ「ココリコ」のボケ担当。相方は田中直樹。バラエティ番組を中心に活動するほか、ドラマや映画、舞台にも出演し、俳優としても活動している。また、音楽活動も行い、ソロやユニットでの楽曲リリースも行っている [1]。
歴史・背景#
生い立ちと学生時代#
遠藤章造は1971年7月13日に大阪府豊中市で生まれた。幼少期から目立つことが好きで、周囲を笑わせることに喜びを感じていたという。小学校、中学校時代は野球に打ち込み、高校時代も野球部に所属していた。しかし、プロ野球選手になる夢は叶わず、高校卒業後の進路を模索する中で、お笑いの世界に興味を持つようになる [2]。
ココリコの結成#
高校卒業後、遠藤はNSC(吉本総合芸能学院)の大阪校に入学。同期にはナインティナインや千原兄弟などがいた。NSC在学中に、同じく芸人を目指していた田中直樹と出会う。遠藤と田中は、互いのボケとツッコミの相性の良さを感じ、1992年に「ココリコボンバーズ」を結成。その後、コンビ名を「ココリコ」に改名し、吉本興業に所属することになる [3]。
デビューとブレイク#
ココリコは、当初は大阪を中心に活動し、若手お笑いライブやテレビ番組に出演していた。1990年代後半になると、東京に進出し、フジテレビの深夜番組『新しい波』や『めちゃ×2イケてるッ!』の前身番組である『とぶくすり』などに出演し、若者を中心に人気を集める。特に、『ココリコ黄金伝説。』や『ココリコミラクルタイプ』といった冠番組を持つようになり、その人気を不動のものとした [4]。
主要な内容#
お笑い芸人としての活動#
遠藤章造は、ココリコのボケ担当として、そのユーモラスなキャラクターと独特の間で多くの視聴者を魅了してきた。彼のボケは、時にシュールで、時に身体を張ったものであり、相方の田中直樹の冷静なツッコミとの対比が魅力となっている。
レギュラー番組#
ココリコとして、数多くの人気バラエティ番組に出演してきた。代表的な番組としては、以下のものが挙げられる。
- 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』: 1997年から現在までレギュラー出演しており、特に「笑ってはいけないシリーズ」では、遠藤のリアクションやキャラクターが番組の大きな見どころの一つとなっている [5]。
- 『ココリコ黄金伝説。』: 2000年代前半に放送されたテレビ朝日系の人気番組。様々な過酷な企画に挑戦し、遠藤のキャラクターが存分に発揮された。
- 『ココリコミラクルタイプ』: 2000年代にフジテレビ系で放送されたコント番組。遠藤は様々なコントキャラクターを演じ、俳優としての才能も開花させた。
- 『いきなり!黄金伝説。』: 『ココリコ黄金伝説。』からリニューアルされた番組で、遠藤は引き続きレギュラーとして出演。特に「1ヶ月1万円生活」などの企画で人気を博した。
持ちネタ・キャラクター#
遠藤は数々の持ちネタやキャラクターを持っている。
- 「遠藤章造のヘイポー謝罪会見」:『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で披露された、プロデューサーのヘイポーこと斉藤敏豪の不祥事に見立てたコント。遠藤がヘイポーに扮し、シュールな謝罪会見を繰り広げる。
- 「ホホホイ」:『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で生まれたギャグ。遠藤が両手を広げて「ホホホイ!」と叫ぶシンプルなものだが、そのインパクトから人気を集めた。
- 「熱血先生」:コント番組などで見られる、熱血漢だがどこかズレている教師のキャラクター。
俳優としての活動#
遠藤は、お笑い芸人としての活動と並行して、俳優としても多数のドラマや映画に出演している。その演技力は高く評価されており、コメディからシリアスな役まで幅広く演じている。
ドラマ出演#
- 『ごくせん』シリーズ (日本テレビ系): 2002年から放送された人気学園ドラマ。遠藤は、主人公であるヤンクミの同僚教師役として出演し、その存在感を示した [6]。
- 『サラリーマンNEO』 (NHK): 2006年から放送されたコント番組。遠藤は様々なサラリーマンのキャラクターを演じ、その演技力が評価された。
- 『孤独のグルメ Season3』 (テレビ東京系): 2013年放送。ゲスト出演し、主人公・井之頭五郎とコミカルなやり取りを演じた。
- 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』 (テレビ朝日系): 2017年放送。ゲスト出演し、患者役を演じた。
映画出演#
- 『釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!』 (2003年): 主人公の友人役として出演。
- 『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』 (2008年): 妖怪役として出演。
- 『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』 (2011年): ドラマ版に引き続き出演。
音楽活動#
遠藤は、お笑い、俳優業の傍ら、音楽活動も積極的に行っている。
- 遠藤章造とココリコ遠藤名義:2000年代初頭には、ソロ名義で楽曲をリリースしている。代表曲に「遠藤章造のテーマ」、「キズナ」などがある。
- 「キューティーハニー」カバー:2004年には、映画『キューティーハニー』の主題歌をカバーし、話題となった。
- 「エンドウコウキ」:2010年代には、音楽ユニット「エンドウコウキ」を結成し、アルバムをリリースしている。
私生活#
遠藤章造は、2002年にタレントの千秋と結婚。一女をもうけたが、2007年に離婚した。その後、2015年に一般女性と再婚し、2人の男児を授かっている。私生活においても、自身の経験を笑いに変えるなど、飾らない人柄が魅力とされている [7]。
関連事項#
相方・田中直樹との関係#
遠藤と田中直樹は、お互いを「相方」として深く信頼し合っている。NSC時代からの付き合いであり、長年にわたるコンビ活動を通じて、互いの強みと弱みを理解し、補完し合ってきた。遠藤の奔放なボケに対して、田中が冷静にツッコむというスタイルは、ココリコの大きな特徴であり、彼らの人気を支えている。プライベートでも親交が深く、家族ぐるみでの付き合いもあるとされている [8]。
ゴルフ好き#
遠藤はゴルフを趣味としており、プロ顔負けの腕前を持つことでも知られている。ゴルフ番組への出演や、ゴルフ関連イベントへの参加も多く、ゴルフ雑誌でコラムを連載していたこともある。自身のYouTubeチャンネルでもゴルフに関する動画を公開するなど、その情熱は深い。
YouTubeチャンネル#
2020年代に入り、YouTubeチャンネル「遠藤章造のゴルフバカ!」を開設。自身の趣味であるゴルフを中心に、プライベートな一面や、芸人仲間との交流などを発信している。親しみやすいキャラクターが人気を集め、多くの登録者を獲得している。
社会貢献活動#
遠藤は、東日本大震災の復興支援活動や、チャリティイベントなどにも積極的に参加している。自身の影響力を活かし、社会貢献にも意欲的に取り組んでいる。
脚注
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